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コラム

アドバイザー 河合佐好子

コロナ禍で一般の人々の間にも「食の」意識の変化が見られます。緊急事態宣言により、飲食店への立ち寄りを自粛する人が増え、付き合いによる食事が減り、コロナへの不安が自分の食を見直すことを後押ししているとも感じられます。これは、健康食を勧める立場からするととてもよい傾向です。ここで一気により健康な食への意識を高めていただきたいと思います。

では、健康的な食とはどんなものでしょうか?

私の考える健康的な食とは「プラントベース・ホールフード」と呼ばれるものです。

「プラントベース」とは菜食中心、「ホールフード」とは丸ごと、つまり「植物中心に丸ごと食べましょう」というシンプルな食べ方で、そのベースにはアメリカの「ナチュラル・ハイジーン」という健康哲学や、1970年代にアメリカの食への意識を一変させた公式文書「マグガバンレポート」、近年最高の栄養学書のひとつに数えられる「チャイナ・スタディ」があります。
 次回からこの「プラントベース・ホールフード」と言う「食事法」について書いていきたいと思います。

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